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ところでこの世界では有名な話ですが、ワイゼンボーンというのは楽器の名前ではなく、Hermann Weissenborn氏が創業したWeissenborn社というメーカーの名前で、アコースティックラップスティールというのが楽器としての正しい名前の様です。リゾネーターギターで言う所のドブロみたいな通称です。

本サイトではワイゼンボーンの通称で呼びます。

 

 

2007年のアコギマガジンの特集によると、製品としてのルーツは1908年、クニュートセンが発売したコンバーチブルギターであるとの事。

その後続のメーカーとしてWeissenbornやKona、Hiloが受け継ぎ、WeissenbornやHiloはネックが空洞になっているフォローネック構造のギターを生産していく事になります。

それらがいわゆるワイゼンボーンギターです。

 

ちなみにKonaはラウンドネック仕様ですが、これはKonaタイプなどと呼ばれる事が多い様です。

KonaはWeissenbornがOEM生産していた模様。

 

 

 

 

Hermann Weissenborn

1920s Kona

右の写真も有名で良く見かけますが、

実はこのギターはフォローネックではなくソリッドのスクエアネックです。

詳しくは分かりませんが、こういったタイプも生産されていた様です。

Weissenborn history

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